『vol.1 頭痛の原因を探る』
頭痛が起こるメカニズムを知ろう
日本人の3?4人にひとりが頭痛持ち
多くの方が、必ずと言っていい程経験したことのある症状『頭痛』。日本人では、3?4人にひとりが頭痛持ちと言われている程深刻な状況です。しかも、頭痛は男性よりも女性に多い傾向にあるようです。(生理に結びつくものが多いからでしょうか?)
頭痛には深刻なものから慢性的なものまで有ります
さて頭痛と言っても症状は様々で、表面的に痛いものから内側からえぐられるようにズキズキと感じるものまであります。原因も『疲れからひき起されたもの』から『脳の病気によって起こるもの』など、症状によって深刻さも違ってきます。しかし脳の病気による頭痛は全体の1%、私たちが日常的?に感じるものは『偏頭痛(へんずつう)』や『緊張性の頭痛』の場合が殆どです。
タイプ別の頭痛の種類と原因
- 血管拡張型/片頭痛など
- 緊張型/肩こりからくる筋緊張性頭痛など
- 牽引性/脳腫瘍、頭蓋内血腫、低髄液圧症候群
- 炎症性/髄膜炎やクモ膜下出血
- 関連痛/耳・鼻・歯などの疾患による痛み
この中で、血管拡張型と緊張型以外は、専門分野の医師に看てもらうことが必要です。偏頭痛や緊張性の頭痛に比べ痛さは深刻なので、あまりにも頭が痛い時は、いち早く専門医に駆け込むことが大切です。
逆にここでは、お医者さまでは原因が分からず、痛み止めや血管収縮作用のある薬を処方されるだけで、根本治療の手立てが無い、偏頭痛や緊張性の頭痛についてお話しします。
ストレスを発端にした緊張スパイラル!
筋肉の緊張性頭痛では、『ストレス → 筋収縮 → 頭痛 → それがストレス』という悪循環が生じます。また偏頭痛の原因は未だ解明されてませんが、やはりストレスによる緊張が血管に悪影響を与えているようです。このように原因を考えた場合、なんらかのリフレッシュを行ない、緊張を誘発するストレスを排除するのが解決への近道のようです。
特に仕事が忙しく、パソコンの長時間使用が増えた現代のビジネスシーンに於いては、頭痛の問題がかなり深刻化してきています。
思考の連続が脳疲労をひき起し、キーボードを叩く腕や肩も疲れ、極度の緊張によって首や肩が縮こまり、首や肩こりを伴って複合的に症状が悪化して行きます。まさに悪循環ですね。
また、溜まったストレスを許容できているうちは発症しませんが、生理や疲れの限界、また環境の変化などでオーバーフローすると、突然に症状が出て来る場合も多々あります。だからと言って、穏やかに症状が出ないことを祈って、毎日生活する訳にもいきませんよね。
頭痛から脱出する糸口は?
このスパイラルを断ち切るのに有効なのが、首肩のストレッチや軽い運動で筋肉の緊張をほぐし、血行を促進して新陳代謝を促進させることです。血液が循環する事によって体内の疲労物質を排除させ、同時にフレッシュな酸素を供給することで、筋肉の緊張も和らいできます。出来れば、仕事を休んで緊張をほぐせれば良いのですが…….
また積極的に取り組む場合には、ヘッドマッサージがかなり有効です。10分でも良いので、軽く頭をもみ解してみて下さい。
頭皮の状態で症状の深刻度も解ります。
頭皮がカチカチになっている場合は、かなりの緊張を伴っていると考えられます。また、頭皮がぶよぶよと浮腫んでいる場合には、疲れやストレスまた寝不足が祟り、新陳代謝が鈍り、血流が悪くなりリンパの流れが滞っています。
まだカチカチの方が症状は軽いのです、もしぷよぷよしている場合にはかなり状態が悪いので、ヘッドマッサージで対処をしてあげてください。
ヘッドマッサージの簡単な方法です。
ヘッドマッサージの方法は、机に肘をついて頬杖をつくように頭に指先や拳をあててみて下さい。仕事の合間に悩んでいる振りをして揉むのもナイスアイデアです。
硬いと感じたところや痛いところを、少しずつもみ解して下さい。力で一気に揉むと、あとで揉み返して別の頭痛がしてきますのでご注意を。また腕を上げてマッサージしてると、それが逆に肩こりの原因となって、本末転倒になってしまいます。
さて、マッサージの結果はどうですか? 思ったよりもスッキリしたでしょ!
やはり一番は、プロの技ですよね
でも、やはりご自分で頭を揉むのは難しいですよね。そんな時こそぜひとも頭のプロフェッショナルにお任せ下さい。
特に頭の専門店【リラックスヘッド】ならば、独自のヘッドマッサージ法『深頭筋(しんとうきん)マッサージ』で、首や肩に負担をかけずに、頭の筋肉のさらに奥、疲れが凝り固まった頭がい骨の骨膜まで捉えてもみ解します。
一般的なヘッドマッサージでは、力技で首や肩を悪くしてしまったり、揉み返して頭が痛くなる場合も多々有ります。頭はとても繊細で微妙な場所でもありますから、ぜひとも本物のプロにお任せ下さい。