頭のコラム(ヘッドマッサージは凄いんです!)

頭のコラム

ヘッドマッサージって凄いんです!

2009年11月29日

『vol.3 手軽な肩こり解消法!』

働き過ぎると肩こりになります(あたりまえ?)

仕事の疲れと肩こりの関係

日本人と英語圏の人との感覚の違い?

「お願い、誰か肩もんでちょうだい!」仕事を頑張ったあとに必ずお願いしたく(叫びたく)なるこの言葉。特にデスクワークで一生懸命働くと、必ずと言っていい程肩がコリますよね。

誰かに肩をもんで欲しいという願望ところで、英語圏では肩こりを『Stiff neck(硬い首)』と言います。ちょっと直訳過ぎですけど、首が緊張で疲れて硬くなるという感覚でしょうか。なぜ肩じゃないんでしょうか?

実は肩こりって現代病なの?

ちなみに『肩こり』とは、実はかの夏目漱石先生による造語だそうです。それ以前は、いわゆる肩こりについては特別にその症状を指す用語は存在しなかったそうで、肩こりという言葉が生まれて多くの日本人が、肩の筋肉が固くなる症状について自覚するようになったと言われています。

逆に言えば、漱石先生のようにデスクワークが増えてきて、初めて生まれた症状とも言えるのではないでしょうか。いわゆる現代病なのでしょうね?(正しい情報が無いので憶測です)

肩が凝るメカニズムとは?

さて、話しは戻りますが、先ほど出てきた英語圏では首が固まった状態と表現してますが、やはり肩がこると首も同時にこっています。

肩こりの原因は僧帽筋などの筋肉の持続性緊張から生まれます。もっと正確に言えば、頭から首そして背中まで筋肉は繋がり、また首から腕や胸と各方面総てに筋肉は繋がっています。そう考えると首が固まってるというのが一番正解なような気がしてきます。

肩こりの原因は筋肉の持続性緊張

一般的に言われる肩こりは、項頸部から僧帽筋エリアの諸筋に生じる筋肉の緊張で、詰まったような突っ張ったような感触を残します。

これが持続的緊張によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害を起こしている状態です。それによって酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積しこれが刺激となって肩こりを起こすと考えられています。

だとしたら、それを解消するのには縮こまっている筋肉を解して、もしくは伸ばしてあげて、血流を促せば良いということが簡単に解ります。

なにはともあれ、まずは首のストレッチ!

肩こりのキーポイントは首です。肩こりと感じる筋肉の殆どが頭の付け根から始まっており、必ず首を経由しています。そこで首を曲げることによってストレッチを行ないましょう。

肩こりにはまず首のストレッチ写真みたいに誰かに手伝っても貰えるのがベストですが、自分自身でも首を曲げて行なえます。頭の重みを感じながら、うなだれながらゆっくりと首の筋肉を伸ばして行きましょう。

筋肉の張り方で解る、その人の性格?

前側の筋肉が張ってる方は、気が小さく保守的な方に多いようです。縮こまってるイメージでしょうか。また側面が張ってる方は、緊張で強張ってる傾向があり、何か難しい局面にたたされている場合が多いようです。そして後ろ側が張ってる方は、かなり真剣に作業に取り組んで集中力を発揮してる場合です。

頭をぐるりと一周しながら、張ってる部分を集中的に伸ばして行きます。その部分では回転をとめて、ちょこっとだけ左右に首をゆっくり振りながら、徐々に伸ばして行きます。時には自分の手を添えて、少しずつ力を加えながらゆっくりと筋肉を伸ばしてあげましょう。

さらにリリースする時にも注意が必要です、いきなり緩めるのではなく少しずつ戻していきましょう。いきなり開放されると、その衝撃で逆に伸び切った筋肉を傷めてしまいますので注意して下さい。

こうして首まわりを一周してストレッチしたら、次には肩をまわしましょう。

固まったら緩める、そのために動かしましょう。

肩こりには、なにはともあれストレッチ!デスクワークは肩の筋肉を固定させ、動かさない緊張状態で長い時間固定することになります。そこで、肩をまわして運動させてあげることで筋肉の固定状態を解除して、緩めてあげましょう。

でも、オフィスではあまり手を伸ばして大きくやると、隣の方にも迷惑ですし目立ちますので、少し肘を曲げて遠慮気味にやりましょう(笑)。

意外な盲点、バランスを保つことが大切です!

人間は色んな意味でバランスとろうとします。外側の筋肉を緩めたら、内側の筋肉も緩めないとバランスを保てません。特に脇の下の筋肉は腕を固定するために締めて、緊張で縮こまっています。そこで、右の写真のように脇の下もストレッチで伸ばして上げましょう。

この脇の下の筋肉のストレッチが大きなポイントとなります。ここを緩めないと、人間はバランスをとろうとして、外側の筋肉を元通りに収縮させてしまいます。

「何も悪ところでもバランスをとらなくても良いものを」と思うのですが、人間ってホントにバランス優先なんですね。

肩もみは、癒しのいろは

リラックスヘッドでは、セラピストの研修の一番始めは『肩もみ』からスタートします。実はこの肩もみがマッサージの総ての基本となり、これが上手にできないようでは、セラピストとして一流にはなり得ません。

なによりも肩もみは凄く疲れます。普通では数分で握力がおかしくなってしまいます、そうなっては次の仕事ができません。

プロの肩もみは違いますやはり一番は、プロの技ですよね

上手に肩もみをするポイントは『相手に負担をかけないこと』。力任せな肩もみでは、揉まれてる方も揉んでいる方も疲れてしまいます。そこで、力のかけかたの方向や、力を逃がさず利用するテクニックが必要となってきます。

治療ではないリラクゼーションだからこそ、力技のせいで揉み返すなんてナンセンスなお話です。心地よく筋肉の緊張をほぐしてあげましょう!

ぜひともプロの肩もみで、しっかりと癒されてみてください。

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